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tar

コマンド

tar形式のアーカイブファイルの作成・展開するコマンド

構文

  • tgz [オプション] ファイル名

主なオプション

  • -c:アーカイブファイルを新規作成する
  • -t:アーカイブの内容一覧を表示する
  • -x:アーカイブデータファイルを展開する
  • -r:既存アーカイブにファイルを追加する
  • -d:アーカイブと実際のファイルの差分を出力

その他オプション

  • -b:ブロックサイズをn-512バイトとする。初期値は20
  • -C <ディレクトリ名>:<ディレクトリ名>に移動してから動作する
  • -f <出力先>:アーカイブファイルを<出力先>で示されるファイルやデバイスにする
  • -s:抽出するファイル名をソートする
  • --T <ファイル名>:抽出または作成するファイルの名前を<ファイル名>から読み込む
  • -p:許可情報を表示する
  • -P:ファイル名先頭の「/」を取り除かない
  • -z:アーカイブファイルをgzip形式を利用して圧縮・解凍する
  • -Z:アーカイブファイルをcompress形式を利用して圧縮・解凍する

使用例

ディレクトリにあるファイルをgzip形式で圧縮する

  1. $ tar cfvs /derv/data.tar.gz ~/data

hoge.tar の中のファイル一覧を見る

  1. % tar tvf hoge.tar

hoge.tar.gz の中から、ファイル名が fuga で始まるファイルの情報を見る

  1. % tar ztvf hoge.tar.gz file\*

hoge.tar から *.txt というファイルだけを /tmp に展開する

  1. % tar zxvf hoge.tar -C /tmp `tar tf hoge.tar|grep .txt`

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